アヴェ・マリア#001

アヴェ・マリア/グノーのフレーズをふきましょう。

目的

  • 充実した息遣い
※トランペットの方はオクターブ下。「音の跳躍」を目的に練習しましょう。
クラリネットの方は5、6小節目の「ラ→シ」の指がはじめは難しいのでこの部分の克服を目的に練習しましょう。ポイント①シをしっかり鳴らしてから→ラにうつる練習をします。②ラの時には、右手は押さえたままにしましょう。③ラの左手薬指の「押さえ方」に注意です。


①まずはゆっくり指を確認します。指を動かしながら歌い、覚えてみましょう。アーティキレーションは今は完全でなくても大丈夫です。

音のはじめの発音にはタンギングする事を忘れないように行いましょう。


②長いフレーズの曲です。息はたっぷり気持ちよく吸いましょう。音の跳躍、つながりも気をつけて。

③曲調をイメージして演奏します。ご自身の持つイメージを大切にしましょう。もし演奏していて違和感を感じる部分があれば、取り出して部分的に練習しましょう。

ポイント

意識してほしい事は、充実した息遣いです。まずはしっかりと吐ききる事で、自然とたっぷり気持ち良く息を吸い上げる事ができます。最初からフレーズの終わりの「端」まで意識して充実させましょう。


効果

よく知っていてイメージしやすいフレーズで練習をする事で、初心者の方でも基本をしっかりと実践し、身につける事ができます。

最初はうまくいかなくても大丈夫。課題を絞り意識し、無理ないテンポからはじめ、力まず継続し、時間をかける事が大切です。

日々ご自身と、ご自身の演奏の小さな変化を感じ、味わう事ができるようになると、モチベーションが上がります。すぐに上手くなろうとすのではなく、日々じっくりとした変化を楽しみましょう。


練習を重ね、ご自身のイメージ通りにフレーズが吹けた日には、とても気持ちがよい充実感達成感を感じる事ができるでしょう。